占い師になるためにはどうしたらよいか

2015年3月27日

 

基本的に占い師というのは資格が必要な仕事ではないので、明日から看板を出すだけでも占い師と名乗る事は出来ます。そうは言っても、技術や能力が伴わなければ客が付くことも無いので一般的に占い師を職としてやっている人というのはある程度の修行をしたうえで占いを始めるという人が多いです。以前は既にいる占い師の元で雑用や勉強料を払いながら修行をして技術や運営ノウハウを学ぶか、専門書籍などをよんで独学で占いを身に着けて行う人の二種類が殆どでした。しかし最近主流となっているのは占いの専門学校で基礎や運営ノウハウなどを学び独立をするという人達です。占いの専門学校というと意外に思う方が多いようなのですが、基本的に占いというのは誰でも行うことが出来る技術の一つですし、占い師というのは一種の接客業であるとみなすことも可能なので教えること自体は可能です。こういった専門学校では、易やタロット、陰陽占いなど古今東西の占いの技法を教える事から始まり、占い師の出店許可の取り方や運営の際のコツ、トラブル対策まで様々な事を教えます。但し、冒頭にも書いたように資格を必要とする類の仕事ではないので、こういった知識があるから成功するや占い師とやっていけるかというと話は違っていきます。実際に最近では就職活動に疲れた大学生を「占い師として独り立ちしないか」と言った具合に勧誘し、実態を知った後にトラブルになると言った問題なども発生しています。

 

✦私が占い師の言葉で驚いた経験。
当時私は知り合いの家族のご主人と不倫関係にありました。お互い子供も居なかった事もあり、あまり罪悪感もなくなんとなく身体の関係を断ち切れずにずるずると付き合いが続いていました。そんな時、仕事のお得意様から占い師を紹介されたのですが、正直当時の私は占い師どころか占いにも全く興味がありませんでした。なんだか面倒くさいなと思いながらも仕事の一環だと割り切って占い師に合う事になり、待ち合わせをしていた会社の近くにある落ち着いたコーヒー店に少し緊張しながら向かいました。占い師の方は先に到着しており店内に入った私をまるで今来るのがわかっていたかのようにこちらを向いて微笑んでいました。特に悩み事もなかった私は何を相談していいのかわからずにいました。すると占い師の方はいくつか質問をした後に語りだしました。私が今あまりよくないことをしていて、おそらく交際してはいけない人との事であるという内容を言い当てた上で、できるならその人とはお互いのために縁を切った方が良い、そうすることで新しい家族としてのスタートが始まる、と言うのです。私はびっくりして、怒りをあらわにしながら不倫を否定しました。すると占い師は、近い将来もめごとが起こる暗示が出ているのできっぱりとやめて新しいことを始めてみなさい、と言いました。私は最後まで不倫については認めませんでしたが、他にも言われた私自身の心にある細やかなことについても言い当てられたので驚きでいっぱいでした。それから一か月後のことです、不倫相手の奥さんから連絡が来たのです。旦那が出張と言って出かけた日に全然違う場所で女性といたところを彼女の友人が見たというのです。奥さんとは良好な関係だったので彼女は私に相談をしてきたのですが、その出張中に会っていた相手こそ私だったのです。奥さんは探偵を雇う準備をしているとも言っており、私はそれを聞いて胸が痛みました。人を苦しめているのだとやっと気が付いたのです。その話を後日不倫相手に言うと、危険だからしばらく会うのはやめようと提案してきました。私もそれが一番最前だと思い納得しました。そして会わなくなるにつれ不倫相手に会いたいと思うこともなくなっていき、時間が経つと自然に不倫関係は消滅していました。そのあとに子供も授かり、今では幸せです。不倫にのめり込まないで良かったと、今では当時占ってくれた占い師に感謝しています。