占い師の行っている占いの方法はどんなものがあるのか。

2015年3月27日

 

占い師とは様々な方法で占いを鑑定する人の事です。呼び名としては他に占い鑑定士師、易者とも呼ばれます。占い方法はその人によって異なりますが手相といって手のひらの線を生命線・感情線・運命線・知識線・結婚線・太陽線などと分けてそれを元に運勢をみる方法があります。またタロットを用いたり星座や生まれた年月で鑑定する方法や、姓名判断・風水・前世占いなどがあります。今ではインターネットなどで気軽に自分の地域の占い師を検索して自分にあった人を選択して占ってもらうことができます。占いを依頼した時の鑑定料は占い師によって異なるので事前に確認してから占ってもらいます。占いはその人の情報を見て占い師の経験等からアドバイスしてもらう要素もあります。経験を積んだ占い師のなかには沢山の弟子を持つ人もいます。外国にも占い師は多く存在しますが中でもヨーロッパなどは占星術が広く一般の人にも浸透しているので多く用いられる占いの方法です。ロンドン市内には有名な占いのお店もあります。星による占いはバビロニア(現在のイラク)で誕生しそのあとに天文学と共に発展しました。日本では占いの勉強を独自に行い占い師になる人もいますが、有名な人のところに弟子入りをして学んでいく方法があります。また占いと心理について学ぶことのできる占いの学校も存在していて色々な占術の意味や特徴など基礎から学び将来占い師になるためのカリキュラムを受講できるようになっています。

 

✦ウソのようなホントの占い師
私は家が貧乏だったせいか、海外に行ったことがありませんでした。幼い頃は海外における興味はなかったのですが、高校生になり周りの友達同士で次の夏休みはオーストラリアに行くだとかお正月はハワイで過ごすというような話を聞くにつれ、海外に行ってみたいと強く思うようになりました。海外はおろか飛行機にも乗ったことのなかった私は、両親に頼み込んだり高校に通いながらバイトをしてお金を貯めようと考えました。しかし、両親はお金がないの一点張り、バイトについても高校に通いながらだと目標金額に達することが出来ずにいたのです。今思うと小さなことなのですが、当時高校生だった私には海外に行ったことがないということがコンプレックスになりつつありました。友達にそのことを話して驚かれたりはしましたが、いじられたりいじめられたりということはなく、勝手に自分の中で気にするようになっていたのです。どうしたら、海外に行けるのかと考える日々が続きました。お金の問題もありますが、まずはパスポートを発行するために、両親の許可が必要でした。両親は、高校生の本分は学業とスポーツ、それを優先させるべきだという考えを持っていたので、パスポートを発行する許可が下りないことも想像がつきました。その思いがずっと頭を駆け巡っている時、ふと、いつもなら目に入らないものが目に入りました。それは高校の制服を着た人の前にできる行列でした。噂で聞いたことのあった、高校生占い師による占いの行列だったのです。高校生は500円で占ってもらうことができるとのことだったので、ふらっと寄ってみることにしました。そこで海外に行ったことがないので行きたいという話をすると、占い師も海外に行ったことがなく、共感から話が弾んだのです。そして、占いを行ってみると、「あなたは将来、海外を飛び回るお仕事に就き、世界中を旅する。」と言われました。その時はまったく信用していなかったのですが少し気持ちが楽になり、コンプレックスとまでは考えることはなくなりました。高校を卒業して大学に進んだ私ですが、海外に対する興味は高いままだったので、国際的な学科に進み、授業で初めて海外に行くことになりました。初めての海外は刺激的で楽しいことばかりでした。帰りの飛行機でほっこりしていると、ふとあの占い師のことを思い出し、少し考え、信用することにし、将来の夢を海外を飛び回るような仕事に就くことに決めました。あの占い師との出会いが今の私を作ったのです。